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  • 特徴的な科目紹介
小樽商科大学ビジネススクールならではの「特徴的な科目」について紹介します。

ケーススタディ

~特定企業の抱える本質的な課題を発見し、課題解決のための戦略を構築する~

『ケーススタディ』の授業では、製造業、サービス業、小売業といった様々な業種に属している特定企業のケース(事例)を多様な視点から分析します。そして、企業が直面している本質的な課題を発見し、課題を解決するための戦略案を考えていきます。

授業の狙いは、不確実な事業環境をしっかり理解する能力に加え、問題解決能力、意思決定能力を養っていくことにあります。

本授業では、1年次に開講される基本科目で学んだ戦略、マーケティング、組織、会計・財務に関する専門的な基礎知識を使ってケースの分析を行っていきます。

最終的には、適切な分析フレームワークの選択と利用だけではなく独自のフレームワークをつくりだすことも要請されるため、創造的な問題解決の学習が可能となり、複雑な経営課題に対応できる能力を身につけることができます。

特定の企業の現行戦略

ビジネスプランニング

~社会や市場のニーズを察知し、コンセプトを固め、新たな価値を提供する事業計画に練り上げる~

ビジネスプランの作成は、自身が身を置く社会や市場のニーズを高い感度で察知し、新規ビジネスに関する着想を得ることから始まります。

しかし、着想が豊かなだけではビジネスは成功しません。ビジネスとして成功させるためには、まず閃いた着想を、想定される競合企業や市場の分析を通じて磨き上げ、“事業コンセプト※1”を確立することが必要です。

『ビジネスプランニング』「Ⅰ」ではビジネスプランの大まかな立案手順を理解し、「Ⅱ」ではより実践性と実現可能性の高いビジネスプラン(例えば皆さんの会社の新規事業等)を立案します。

  • 事業コンセプト:「誰に」、「何を」、「どのように」といったビジネスの骨子を指します。
  • 練り込み:「市場の真のニーズ」「提供する商品の価値」「競争優位のコンピタンス」「競合との差別化を実現するための仕組み」などについて、スパイラルアップしながら検討を繰り返し、精度を高めることを意味します。
ビジネスプランニング

ビジネスワークショップ

~事業創造力や組織改革力を磨く。総合的なトレーニングの場。~

科目区分の『ビジネスワークショップ』では、基本科目、基礎科目、発展科目、実践科目で身につけた知識やスキルを統合し、総合的かつ実践的な課題に取り組みます。そこでのテーマ(課題)は、OBSにおける最終課題として、皆さん自身が決めます。

例えば、自社の戦略立案のためのスキルを向上させたい方は“ケース分析”の手法を用いて、新規事業の立上げを検討されている方は“ビジネスプランニング”の手法を用いて、課題に取り組みます。

「ビジネスワークショップ」では、多くの専任教員が皆さんとのディスカッションに参加し、グループワークを中心に授業が行われます。「リサーチ・ペーパー」では、履修者全員が一人ずつ、プレゼンテーションを行い、その成果をリサーチ・ペーパーとしてまとめて提出します。

なお、自社の戦略評価・戦略立案や新規事業の計画などをテーマとして取り上げる方も相当数いますが、そのような場合には、要望に応じて、本授業の履修者および聴講者と“守秘義務契約”を結んでいます。

ビジネスワークショップ/リサーチ・ペーパー