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専攻長挨拶

 今、このホームページをご覧になったあなたは、こんな悩みをお持ちではありませんか。

 社長から新規事業の開発を進めてくれと言われている。まだはっきりそうとは言われていないが社長を引き継ぐことになりそうだ。大丈夫だろうか。中間管理職として上からの期待と下からの突き上げで板挟みになっている。ベンチャーを立ち上げたものの悩みはつきない。ビジネスアイデアはあるが、どうすればビジネスプランにすることができるのだろうか。わが社の強みは一体何なのであろうか。市場はどうやって把握すれば良いのだろうか。部下のモチベーションを上げるにはどんな方法があるのだろうか。わが社の将来には何が待っているのだろう。

 あなたはただただ悩み続けますか。あるいはこうした悩みから目をそらし続けますか。

 できることなら自分を強くして悩みを解決したいと思いませんか。

 そんなあなたにぴったりのところがあります。そんなあなたにぴったりのところがあります。それが小樽商科大学大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻(通称、小樽商科大学ビジネススクール;OBS)です。東北以北で唯一のビジネス・スクールとして2004年4月にスタートしました。OBSは、平日夜は札幌で3時間、土曜日は小樽で6時間、35名の仲間とともに問題解決能力を高め、ビジネス・イノベーターやビジネス・リーダーとなるべく学ぶ専門職大学院です。でも・・・、とためらいがありますか。

 安心してください。私たちが力になります。マーケティング、会計、経営戦略、経営組織、アントレプレナーシップ、ファイナンスについて基本的なところから学び始めます。そして基礎を積み上げ、さらに専門性を発展させながら、ビジネスプランニングとケーススタディで課題の発見力と解決力を実践的に養っていきます。2年間ではなく、追加的な学費なしで4年間でゆっくりと学ぶこともできます。

 規模も業種も様々な企業の経営者や従業員、医療関係者、時には公認会計士や弁護士など、多彩なバックグランドを持っている35名が、あなたの同期生になります。同期生の中には大学を卒業したばかりで起業を夢見ている若者もいるでしょう。Uターンして、故郷北海道で社会的課題を自分の力で解決したいと真剣に考えている人もいるでしょう。日本語能力の非常に高い留学生もいるでしょう。こうした多様な仲間と真剣なディスカッションを重ねる2年間は、視野を大きく広げ、自分を成長させてくれるはずです。わくわくしてきませんか。

 同期生だけではありません。2022年3月までに568名がOBSを修了し、アントレプレナーシップに溢れたMBA(Maseter of Business Administration)として道内のみならず全国で、そしてもちろん世界でも活躍しています。その修了生ともネットワークが作れるのです。OBSネットワークはあなたの最強の武器となるはずです。

 あとはあなたの決意次第です。2023年4月にお会いできることを楽しみにしております。

アントレプレナーシップ専攻長

籏本 智之